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夫神岳(おがみだけ)

日程 2018/03/18
行程 長野県/

夫神岳(1250m)

登山口(夫神コース)

登山口(別所温泉コース)

麻績ICから修那羅峠経由で
青木村へ向かう
 
修那羅石仏(右上へ800m先)
修那羅峠付近の安宮神社の境内には
800余体の石仏・石神がある
歴史は1855年まで遡る


夫神岳(青木の信号を南に向かったところ)
夫神岳の麓の村は夫神郷と呼ばれている
山の右側~正面(西~北面)から登る


青木村役場・青木の信号を南方向に
「信州まるべりーオートキャンプ場・レストラン夢楽家」
に向かう


信州まるベリーオートキャンプ場にある
登山口の駐車場
御鷹山1623m~十観山1285m


十観山1285m~子檀嶺岳1223m


登山口には害獣防止柵がある
今日の夫神コースは
月波の泉コースとも呼ぶ

 
林道を歩いて行くと、
「くらおかみ大明神」がある

たかおかみ
は高*(雨カンムリの下に口を3つ
その下に龍)と書く
くらおかみは、闇*と書く
 
「くらおかみ大明神」の石碑より

この祠は寛文五年(1665)に建て替えられたもので
祭神は くらおかみの神である
おかみ信仰は、たかおかみ と くらおかみの二柱の
神である共に雨の神 水の神であり
古来 たかおかみは夫神岳の山頂に くらおかみは
ここの湧水の脇に祀られている
いずれも遠い昔の雨乞いの歴史を今に伝えるものである
このおかみ信仰がもとになって
この山を夫神岳と呼び麓の村は夫神郷と
呼ばれるようになった
この社に夏祭りの時奉納される しなり幟(のぼ)りは
雨の神 龍神の姿をあらわすものとされている

とおき世に雨を祈りて祀りてふ
泉のかたえ くらおかみたつ


近くに、「月波(つくば)の泉」があるが
帰りに寄ることにする

ところで
青木村のHPにあるトレッキングマップでは
夫神コース 登山道入口→(10分)→
大明神様→(40分)→夫神岳山頂
と書かれているが
普通に歩いて、ここまで30分かかった。
害獣防止柵を開けて、もっと上まで車で入っても
いいということらしい
確か、柵からここまでの途中に
駐車スペースの場所があった


さらに林道を歩くき、、ここから林道を外れる

山頂まで600m


ここからが急登

 
山頂まで300m(20分)の表示
木の間から子檀嶺岳が見える

 
夫神岳山頂
登山口(キャンプ場)から80分ほどかかった
青木村のHP案内の駐車スペースからなら
50分ほどで登れると思う


夫神岳山頂には
「たかおかみ」が祀られている
奥は北アルプス

また、青木村のHPには
雨乞いの山として名高く、
山頂には九頭竜とイザナギノミコト
を祀った二つの祠があります
と書かれている


蓮華岳~爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳
~五龍岳~唐松岳~白馬岳
~雨飾山~天狗原山
~高妻山~火打山
十観山(中左手前)~
大沢山(中左奥)~修那羅峠
~子檀嶺岳(右手前)~大林山(右奥)


雨飾山~天狗原山~高妻山~火打山
~妙高山・黒姫山・飯縄山
子檀嶺岳(中手前)~大林山(中右)


子檀嶺岳(左手前)~
大林山(中左奥)


子檀嶺岳と青木村


根子岳~四阿山(右)


根子岳~四阿山



夫神岳山頂から北東へ下りる道(別所温泉へ)
青木村HPには
別所では500年以上前から伝わる
雨乞いのお祭り「岳の幟」が有名です
と書かれている


夫神岳山頂から南へ下りる道

どちらも途中の標高1100m付近の
あずまや近くで合流して
別所温泉森林公園へ下る
別所温泉森林公園のかなり上まで車が入る
(季節と状態次第)

山頂から東~南方向の眺望は
雑木のために良くないが
途中の、あずまやでは浅間山の眺望が良いようだ


下山開始
 
下山途中で見つけた茸、サルノコシカケ
下りも急坂

 
「くらおかみ大明神」のすぐ下にある
「月波(つくば)の泉」

今の時期、ちょうど凍って
ツララを見ることができた
月波の泉は湧水だけで、泉にはなっていない


害獣防止柵の場所からこのあたりまでは
林道が整備されていて
もっと上の月波の泉の手前までは
車が入りそうで駐車スペースもある
(季節によるので現地の指示に従うこと)


下山して害獣防止柵のゲートをよく見たら
「解放厳禁・開けたら必ず閉めて」
とは書いてあるが
一般車通行禁止とは書いてない

有害鳥獣駆除実施中、との看板
山頂に居る時、発砲の音が聞こえていた

 
十観山~子檀嶺岳
入山時には駐車場に3台の車があったが
下山時には、もう誰も居なかった

全く、静か
夜は星が綺麗だと思う


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