八ヶ岳 赤岳~横岳~硫黄岳縦走 日程 2013/09/17 行程 長野県 赤岳鉱泉~行者小屋~赤岳~横岳 ~硫黄岳~赤岩の頭~赤岳鉱泉 赤岳鉱泉 赤岳 硫黄岳 同僚の撮った写真を掲載します 前から行きたかった八ヶ岳の周回コース。 台風が通過した次の日で、 とんでもない快晴に恵まれた! だんだん陽が短くなってきているので ロングコースを歩けるのも今のうち この日の行動時間は10時間15分 (うち、休憩40分) 車高の高い車や、普通車であれば 美濃戸口から少し先の 赤岳山荘まで入れるので 約1時間半ほど短縮できる 歩いてみると悪路ではあるが 軽自動車でも入れそうな雰囲気だった しかし車のお腹をこする可能性あり 2013/09/17 深夜の山道をドライブしていると 満天の星空が! 思わずライトを消してしばし星空観賞 日の出少し前に美濃戸口を出発 左の分岐を進みます 赤岳山荘から美濃戸山荘へ 美濃戸山荘を過ぎると 北沢・南沢の分岐 予定していた南沢(右方向)へ向かう 蝮草(マムシグサ)と茸 南沢は足跡を見る限り 今日は誰も通っていない様子 台風の影響で 登山道が荒れていることは 予想していましたが 案の定、橋が崩落していました! (渡り切ってから撮った写真) すこし下ったところに移動してから、ジャンプ なんとか超えられましたが、滑ったら危険 登山道には崩れ落ちそうな岩が 茸とコケ 南沢はコケが多い、綺麗です シラタマノキ ここは登山道だと思いますが 土砂で荒れ荒れ ルートが全然分かりませんが 赤布やテープを頼りに進んでいきます 遠くに見える山は横岳の岩壁 コケ 行者小屋に到着 ここで今日初めての人間に出会う 横岳の岩壁が綺麗です 硫黄岳も見えます 阿弥陀岳分岐 左へ赤岳・文三郎尾根 右へ阿弥陀岳 文三郎尾根をしばらく登っていき 横岳、硫黄岳を振り返る 文三郎尾根は階段がしっかりと 付けられていますが かなりの急登です 行者小屋があんなに小さく 穂高岳(左)~槍ヶ岳~針の木岳(中) ~鹿島槍ヶ岳(右) その前は 鉢伏山~三峰山~美ヶ原王ヶ頭 一番手前は霧ヶ峰八島湿原~車山 左から中岳、阿弥陀岳 小規模ですがクサリ場あり 稜線の分岐点に出ました 阿弥陀岳を振り返る この日 日帰りで阿弥陀岳から硫黄岳まで 縦走しているおじさんがいました ツワモノです 鹿島槍ヶ岳~五竜岳~唐松岳~ 白馬三山(白馬鑓・杓子・白馬) ~小蓮華山 入笠山(正面左) 遠方は南駒ヶ岳~空木岳~ 木曽駒ヶ岳~将棊頭山 明神岳~前穂高岳~北穂高岳 ~大キレット~槍ヶ岳 手前は高ボッチ山 山頂直下の岩場 2月に来た時の光景がありありと蘇ってきます 頑張って登ったあの時を思い出して感慨深い 山頂直下の岩場 奥は阿弥陀岳 赤岳2899mに到着! 見渡す限り、雲が無い! 台風が全てを洗い流してくれた 権現岳 編笠山の奥に南アルプス 阿弥陀岳と諏訪湖 遠方は御嶽~乗鞍岳~穂高岳 戸隠山~高妻山~焼山~火打山~ 黒姫山(妙高山の左に重なって) ~妙高山 赤岳山頂2899m 富士山も美しい 富士山の右は毛無山 南アルプス鳳凰三山 (薬師岳2780m ~観音岳2840m~地蔵岳2764m) 中央右の尖りが地蔵岳の オベリスク(地蔵仏) オベリスクは巨大な尖った岩が クチバシ状に割れて天をさしている ウエストンもここに登頂している 知人S氏に話しを聞けば、 注意すればオベリスク先端まで登れる 先端は畳1枚ちょっとだが さすがに隣の先端に飛び移る気には なれなかったと言う 何と、S氏はロープが無かった時 (昔ロープが落ちて無かった時があったらしい)に オベリスク先端へ 素手のロッククライムで登ったと言う ロープがあれば簡単だヨ なーんて言ってました 手や足をかけて登った点を 全部記憶していれば 下りる時も簡単だけど なかなかそうはいかない ちょっとポイントを間違えると大変 記憶力の勝負 北岳、甲斐駒ケ岳 仙丈ケ岳、鋸岳 手前は赤岳のすぐ南側にある 権現岳2715m(左) 写真右方向が編笠山 赤岳から 横岳・硫黄岳に向かう美しい稜線 コケモモ、秋です 左から瑞牆山、金峰山 とがっているところが五丈岩 横岳にむかうクサリ場 横岳への縦走路から赤岳を振り返る さすが八ヶ岳の主峰!かっこいいです ? 奥は御嶽山、乗鞍、穂高連峰 手前に諏訪湖 その右に車山・霧ヶ峰 横岳の斜面は特徴的な ゴツゴツ岩です 中央左は荒船山1423mと 奥に妙義山1104m 遠方は赤城山1828m(中央右) 草紅葉が始まっていました。 三叉峰分岐 杣添尾根を行くと南牧村に出る 赤岳、奥に権現岳、中岳、阿弥陀岳 さらに奥には 北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳 横岳山頂2829m 横岳の看板が「横」に なってしまっていました 台風で倒れたかと思いきや、 1週間ほど前に登山者のおじさんが 寄りかかったら倒れてしまったらしい (そのときちょうど山頂にいた友達が目撃) 横岳から、硫黄岳を眺める ギザギザの横岳とは対照的な なだらかな稜線が続く 左が小同心、右が大同心 奥は峰の松目 剱岳のカニの横ばいと思われる場所 積雪期に八ヶ岳を 縦走するのが目標だが いったいここはどう通過するのか・・ 登山道は火山灰っぽくなっていきます 危険なので柵が建てられています 硫黄岳の手前には硫黄岳山荘 歩いてきた赤岳~横岳の 稜線を振り返ります よく歩いたなぁ 浅間山系と、手前に市街地 硫黄岳の名物、爆裂火口壁 柵はあるが、火口ぎりぎりまで 近づくことができます 覗き込むと吸い込まれそう (山地図には、「火口に近付かないこと」と 書いてある。念の為。) 硫黄岳は丸山晩霞「初秋の硫黄岳」水彩 に描かれている (「山岳に焦がれた男たち」 (2011年度丸山晩霞記念特別展誌より) 蓼科山・北八ヶ岳方面 硫黄岳の山頂は平で のっぺりとしています 硫黄岳山頂2760m 硫黄岳から下山しようと思った時 赤岳山頂直下でレスキューを目撃 ヘリは県警のベル412 吊下がっているのは隊員で(上) この後、患者をダッコして引き上げる (写真下) さきほど赤岳を歩いた時(3時間前)には 登山者には異常なかったようだが・・・ 赤岩の頭に向かう 赤岩の頭2656m ここから赤岳鉱泉までは 樹林帯の中に入ります 北葛岳~針ノ木岳~蓮華岳~剱岳 (前の赤沢岳~鳴沢岳~岩小屋沢岳と重なって) 手前は三峰山(左)~美ヶ原王ヶ鼻 (右端が王ヶ頭のアンテナ群) 今年の紅葉は綺麗に染まるといいな 赤岳鉱泉に到着 人はかなり少ない バッジ購入 帰りは北沢を通る予定だったので 登山道の状況を聞いてみると 「午前中に全部修復した」との事 ありがとうございます 赤岳鉱泉周辺案内図 大同心(左) お坊さんが手を合わせている 姿に見えるでしょう 北沢も水量が多い ハナイカリ トリカブト 分岐部まで下山してくると なんと南沢のあの橋の 崩落が原因で通行不能に! さすがに橋の崩落までは 直せなかったもよう 黄金に輝く稲穂と 八ヶ岳連峰 思わず停車し撮影 蓼科山~編笠山までパノラマ 快晴と山の安全に感謝 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . <EOF> |